赤ちゃん 便秘 原因

赤ちゃんの便秘の原因として考えられること

赤ちゃんの便秘の原因については、大きく分けると病気によるものと腸の働きの低下によるものとがあります。

 

病気による便秘

指を握る赤ちゃん

赤ちゃんは種々の病気によって便秘になってしまうことがあります。そして病気にも先天的なものと急性のものとがあります。

 

先天的な病気としては、腸に障害のあるヒルシュスプリング病などがあり、軽度の場合は単なる便秘と間違えやすいため、気になる場合は一度検査をしてもらうとよいでしょう。急性の便秘につながる病気としては、腸重積や風邪などでも便秘になることがあります。

 

これらの病気を原因とする便秘の場合には、嘔吐や発熱、腹痛など便秘以外の症状を伴うことが多いので、その点が見極めのひとつのポイントになります。早めに医療機関を受診しましょう。

 

腸の働きの低下によるもの

赤ちゃんの便秘の多くはこちらの原因に該当します。

 

腸の働きは様々な理由で低下することがありますが、一つは水分不足のケースがあります。

 

乳児は基本的に母乳やミルクで水分補給は十分なのですが、夏の暑い日や冬の暖房の効いた部屋などで汗をかくと一時的に水分不足になることがあります。さらに離乳食がはじまってからも、オッパイの量が減るので水分が不足しがちです。

 

これが続くと、うんちの水分量も不足して硬くなり出にくくなってしまいます。母乳やミルクで補えないときは、湯冷ましやベビー用のお茶などを適度に活用しましょう。

 

さらに栄養の偏りも腸の働きを悪くします。

 

授乳中のお母さんの食事によっては、母乳の質が悪くなって赤ちゃんの腸を冷やしてしまうことがあります。

 

また離乳食がはじまってからは、食物繊維の不足によって赤ちゃんのうんちの元が足りなくなって出にくくなってしまいます。

 

離乳食

ですから、お母さんの食べる物と子どもの食事の両方に気を配りましょう。

 

離乳食では、あまり量を食べてくれないということも多いようですが、牛乳など飲み物の与えすぎが原因の場合も多いようです。

 

飲み物の量を調整することや食べやすいように工夫することも間接的に便秘の改善につながります。離乳食の注意点はこちら

 

別の腸の働きの低下につながる原因は、運動不足です。

 

動けるようになったのに、あまり体を動かさなかったり、家の中でスペースが限られているため動けないということがあります。

 

まだ乳児の頃は、運動といっても限られていますが、ハイハイや足をバタバタ動かすような動きでもかなり筋力が鍛えられます。

 

足腰の筋力は腸の働きにも深く関係しますから、簡単にできる体操などを習慣にすると便秘の改善にも効果的です。

 

また心理的な要因も便秘につながることがあります。赤ちゃんでも強いストレスが続くと、腸がけいれんしたようになって働きが悪くなるようです。

 

いつも連れ出して忙しい日が続いたり、来客が多くて騒がしいことが多かったら、少し静かにゆったりと過ごせる時間をつくってあげるとよいかもしれません。

 

便秘になりにくい体質は腸内環境からくる

 

水分不足や栄養などに気をつけて生活していても、何度も便秘を繰り返すような赤ちゃんの場合は、そもそも腸内環境が整いにくいことが考えられます。

 

腸内環境というのは、赤ちゃんの腸内にいる細菌群が決めます。

 

胎児

胎児のときは子宮内で無菌状態で保護されていましたが、出産と共に様々な細菌を外部から取り込んで腸内環境が形成されていきます。

 

ひとつは出産時にお母さんの産道を通るときに、産道に付着している細菌を口から取り込みます。このときにお母さん自身の腸内環境が悪いとやはり赤ちゃんにも影響することになります。

 

また帝王切開で生まれた場合は、細菌の数自体が少ないために比較的腸内環境が整いにくいことがあります。

 

その後も母乳で育つかミルクなのか、母乳の場合はお母さんの食習慣がどのようなものかということによっても赤ちゃんの腸内細菌のバランスは影響を受けます。

 

腸内環境の基盤は1歳ぐらいまでにつくられると言われますが、それまでの間にビフィズス菌などの乳酸菌を元気に保ってあげることが便秘になりにくい体質をつくります。

 

 

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